〈文事〉をめぐる日朝関係史 : 近世後期の通信使外交と対馬藩
著者
書誌事項
〈文事〉をめぐる日朝関係史 : 近世後期の通信使外交と対馬藩
春風社, 2023.6
- タイトル別名
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近世後期日朝関係の研究 : 「文事」と「藩屏」認識を通じて
〈文事〉를 둘러싼 조일관계사 : 근세 후기 통신사 외교와 쓰시마번
「文事」をめぐる日朝関係史 : 近世後期の通信使外交と対馬藩
文事をめぐる日朝関係 : 近世後期の通信使外交と対馬藩
文事をめぐる日朝関係史 : 近世後期の通信使外交と対馬藩
- タイトル読み
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〈ブンジ〉オ メグル ニッチョウ カンケイシ : キンセイ コウキ ノ ツウシンシ ガイコウ ト ツシマハン
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注記
その他のタイトルは韓国語要旨による
博士論文「近世後期日朝関係の研究 : 「文事」と「藩屏」認識を通じて」 (立命館大学, 2020年) をさらに大幅に修正したもの
参考文献一覧: p489-532
内容説明・目次
内容説明
「交隣」から「征韓」へ転回の舞台裏。秀吉の朝鮮出兵から200年にわたり日朝の「善隣友好」を支えた通信使外交はなぜ失敗に終わったのか。本書では学問・文才による儀礼としての“文事”、および対馬藩の「藩屏」認識をめぐる諸言説に着目。近世後期の日朝関係を、東アジア世界における思想、学術、文化的な潮流のなかに位置づけなおすことで、その歴史的転回の再定義を試みる。
目次
- 第1部 近世後期の通信使と“文事”(一八世紀の日朝知識人における通信使改革論;宝暦度通信使と日本人との接触―「寛政異学の禁」を視野に;文化易地聘礼をめぐる江戸幕府の対応―林述斎の発言を手掛かりに;文化度通信使と日本使節との接触)
- 第2部 対馬藩における「藩屏」言説と日朝関係認識(一八世紀対馬藩知識人の「藩屏」論―“朝鮮の藩屏”論との交錯;満山雷夏の「藩屏」論と日朝関係再編構想;対馬藩の歴史書にみられる「藩屏」論)
- “文事”をめぐる日朝関係史
「BOOKデータベース」 より