冷戦と脱植民地化 : 二〇世紀後半
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書誌事項
冷戦と脱植民地化 : 二〇世紀後半
(岩波講座世界歴史 / 荒川正晴 [ほか] 編集委員, 22)
岩波書店, 2023.7
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- タイトル別名
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冷戦と脱植民地化I : 20世紀後半
冷戦と脱植民地化 : 二〇世紀後半
- タイトル読み
-
レイセン ト ダツ ショクミンチカ : ニジッセイキ コウハン
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注記
責任編集: 木畑洋一, 中野聡(標題紙裏・奥付による)
その他の編集委員: 大黒俊二, 小川幸司, 木畑洋一, 冨谷至, 中野聡, 永原陽子, 林佳世子, 弘末雅士, 安村直己, 吉澤誠一郎
執筆者: 峯陽一, 青野利彦, 難波ちづる, 川嶋周一, 南塚信吾, 久保亨, 臼杵陽, 砂野幸稔, 藤本博, 竹峰誠一郎, 戸邉秀明, 小阪裕城, 佐藤尚平, 大沼久夫, 倉沢愛子, 井関正久
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
世界大戦が終わり、連帯の力による解放の連鎖の夢は、旧植民地の人びとを鼓舞した。先進諸国の「長い平和」の傍ら、アジアでは朝鮮戦争やベトナム戦争という「熱戦」が続き、独立を成し遂げたアフリカ諸国も貧困や内戦による大量死に苦しんだ。一方、国連システムや地域統合によって国際協調も模索され続け、反戦・人権・環境保護を訴える若者の異議申し立ては、世代や国境を越えた連帯を生んでゆく。東欧やラテンアメリカなど様々な社会主義国の展開、中国のソ連型社会主義、イスラエル建国とパレスチナ問題の起源、植民地状態が続いたオセアニアや沖縄など地域の独自性にも焦点をあて、第三世界・周辺の視点から冷戦期を描き直す。
目次
- 展望(自律と連帯―冷戦時代の熱い戦争を超えて)
- 問題群(国際関係史としての冷戦史;脱植民地化のアポリア;地域統合の進展)
- 焦点(さまざまな社会主義;中国のソ連型社会主義―毛沢東の時代;アフリカ諸国の「独立」とアフリカ人エリート;イスラエルの建国とパレスチナ問題;ベトナム戦争論;オセアニアから見つめる「冷戦」―「核の海」太平洋に抗う人たち;沖縄と現代世界)
「BOOKデータベース」 より