否認された共同体
著者
書誌事項
否認された共同体
(叢書・エクリチュールの冒険)
月曜社, 2023.7
- タイトル別名
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La communauté désavouée
- タイトル読み
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ヒニン サレタ キョウドウタイ
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注記
原著(Galilée, 2014)の全訳
内容説明・目次
内容説明
晩年の思想的到達点。1980年代、バタイユに触発されてナンシーは『無為の共同体』を刊行し、ブランショは『明かしえぬ共同体』でナンシーに応答した。30年後、ナンシーはバタイユを再び取り上げつつ、亡きブランショへ本書で問いかける。コミュニズムの地平の彼方へと、ナンシーの共同体論は新たに歩み出る。本書をめぐるジェローム・レーブルとの対談を付す。
目次
- 第1章 「共同体、数」(『コミュニズム』という言葉;ハパックス(一回性);さらに先へと進む;数量的な共同性)
- 第2章 「政治‐外」(実存(脱‐存 Ek‐sistence);政治?;「直接的−普遍性」;超〔ウルトラ〕)
- 第3章 心あるいは法(伝達不可能なものの伝達;放棄;倫理とエクリチュールの間で)
- 第4章 成就された共同体(出口なし;複雑な構成;「何もしないこと」;「反社会的な社会〔結社〕」;「空虚な内奥」;「あなたが誰なのかを知っている」;暗黒の夜;聖体)
- 第5章 「本質的に逃れ去るもの」(曖昧な共同体;告白;否認;神話;共有〔分有〕なしに;作品、絆、クリナメン)
「BOOKデータベース」 より