沖縄山原/統治と抵抗 : 戦後北部東海岸をめぐる軍政・開発・社会運動

著者
    • 森, 啓輔 モリ, ケイスケ
書誌事項

沖縄山原/統治と抵抗 : 戦後北部東海岸をめぐる軍政・開発・社会運動

森啓輔著

ナカニシヤ出版, 2023.7

タイトル読み

オキナワ ヤンバル トウチ ト テイコウ : センゴ ホクブ ヒガシカイガン オ メグル グンセイ カイハツ シャカイ ウンドウ

注記

文献:p250〜280 安波訓練場の沿革:p286 施政権返還後北部訓練場の沿革:p288〜289 伊部岳闘争年表:p290〜295

内容説明・目次

内容説明

なぜ、自然豊かな山原に基地が作られたのか。それに人びとはどのように抗ってきたのか。森林利用や軍事基地化といった地域の開発・占領史と、国頭村伊部岳闘争、高江ヘリパッド建設反対運動といった反基地運動の生起と展開を、歴史的資料とフィールドワークに基づき丁寧に記述する。

目次

  • 研究対象と方法
  • 第1部 北部東海岸における軍政と開発史(沖縄戦後社会変動と「運動の波」論再考;北部東海岸の軍事基地によるエンクロージャーと地域開発;北部東海岸森林地域の軍事統治と林業の衰退;国頭村伊部岳闘争と日本「復帰」―人々の生と統治の環境主義の相克;北部東海岸の占領の継続と開発)
  • 第2部 高江のヘリパッド建設問題と社会運動(問題の浮上と米軍再編―一九九五〜二〇〇七年;組織化する座り込み・裁判闘争・国家の人種主義―二〇〇八〜二〇一二年;座り込みとメディア―二〇一四〜二〇一六年)
  • 占領と開発の果てに

「BOOKデータベース」 より

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