散文詩篇
著者
書誌事項
散文詩篇
(叢書・エクリチュールの冒険)
月曜社, 2023.6
- タイトル別名
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散文詩篇
- タイトル読み
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サンブン シヘン
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注記
ステファヌ・マラルメの「散文詩」全13篇の翻訳
内容説明・目次
内容説明
ステファヌ・マラルメの「散文詩」全十三篇の翻訳。その執筆と発表は彼の創作活動のほぼすべての時期にわたっている。一八六〇年代に「秋の歎き」「青白い憐れな子ども」を含む五篇、七〇年代に三篇、八〇年代に四篇、最後の「葛藤」が発表されたのは一八九五年である。各篇はまず新聞や雑誌に掲載され、その後三度(小冊子を加えれば四度)、単行本に収録された。その最後が一八九七年の『ディヴァガシオン』で、このとき十三篇は「逸話あるいは詩」という総題のもとにまとめられた。プレイアード叢書の新編『マラルメ全集』の編者ベルトラン・マルシャルは、マラルメにあっては「散文詩はもっとも日常的な現実からとってきた逸話を喚起し、ボードレールが語っていた『現代生活の描写』が受け継がれている」と述べている。
目次
- 未来の現象
- 秋の歎き
- 冬の戦慄
- 類推の魔
- 青白い憐れな子ども
- パイプ
- 見世物中断
- ひそかな記憶
- 縁日興行の口上
- 白い睡蓮
- 聖職者
- 栄光
- 葛藤
「BOOKデータベース」 より