「14歳」少女の構造 : 大塚英志まんが評論選集80's-90's
著者
書誌事項
「14歳」少女の構造 : 大塚英志まんが評論選集80's-90's
(ちくま文庫, [お-18-3])
筑摩書房, 2023.8
- タイトル別名
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「まんが」の構造
子供流離譚
「癒し」としての消費
システムと儀式
仮想現実批評
戦後まんがの表現空間
14歳少女の構造 : 大塚英志まんが評論選集80's-90's
- タイトル読み
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「14サイ」 ショウジョ ノ コウゾウ : オオツカ エイジ マンガ ヒョウロン センシュウ 80's - 90's
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注記
「『まんが』の構造」(弓立社 , 1987年刊)、「子供流離譚」(新曜社 , 1990年刊)、「『癒し』としての消費」(勁草書房 , 1991年刊)、「システムと儀式」(筑摩書房 , 1992年刊)、「仮想現実批評」(新曜社 , 1992年刊)、「戦後まんがの表現空間」(法藏館 , 1994年刊)からの抜粋と書き下ろし
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
ニューアカとバブルの80年代、そしてコンピュータゲームの時代だった90年代初頭。あらゆるものが記号と化し、消費されていく社会に抗うように、まんがは「身体」と「内面」の表現を花開かせた。消費されるためのまんがをつくる現場で書かれた同時代的評論に、まんがが真に有害だった時代を描く書き下ろし補論「三島由紀夫の「首」と「1970年」の蜂起する少年まんが」を加えた傑作評論選。
目次
- 第1章 物語と構造(言葉の位相―少女まんがにおける“固有の論理”について;内面の発見と喪失―少女まんがにおける「ことば」の変容;“学バン狩り”のフォークロア―紡木たく「これからもずっと」 ほか)
- 第2章 成熟とジェンダー(“14歳少女”の構造;“産む性”としての少年―“性差の少女まんが史”のために;“少女殺し”という主題―大島弓子『いちご物語』をめぐって ほか)
- 第3章 性表現と身体(記号的身体の呪縛―手塚治虫「まんが記号説」批判;手塚治虫は「有害」だった;美少女症候群―不在の“強姦者” ほか)
- 補論 三島由紀夫の「首」と「1970年」の蜂起する少年まんが
「BOOKデータベース」 より