最初の神アメノミナカヌシ : 海人族・天武の北極星信仰とは

書誌事項

最初の神アメノミナカヌシ : 海人族・天武の北極星信仰とは

戸矢学著

河出書房新社, 2023.8

タイトル別名

最初の神アメノミナカヌシ : 海人族天武の北極星信仰とは

タイトル読み

サイショ ノ カミ アメノミナカヌシ : アマゾク・テンム ノ ホッキョクセイ シンコウ トワ

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注記

参考文献: p218-219

内容説明・目次

内容説明

海人族の航海の指針となり、また大海人皇子=天武天皇の陰陽道国家の方向性を示した、神話のない神“天之御中主神”は、後世なぜ蘇ったのか!?

目次

  • 第1章 北極星信仰の実相…海に生きる者に唯一の指針(北極星(北辰)の顕現;神名の原理;本居宣長の神名解釈;ヤマト言葉の由来;アメノミナカヌシを祭神とする神社;北極星と道教;伊勢に定着した「太一」;北極星は海洋民族の指針;星宮・星神社の系統;北辰信仰;記・紀に見える「星」;宮中祭祀と北辰・北斗;北極星と四方拝;四神相応が解き明かす「北に君臨する神」)
  • 第2章 北極星が統合した呪術と科学…天武帝が企図した陰陽道国家(始めて占星台を興つ;天武帝が目指したもの;諱と海部;飛鳥を拓いた渡米氏族・東漢氏;乙巳の変と東漢氏;神格化された天皇;天文遁甲;陰陽寮と陰陽道;「八色の姓」が明示する古代日本の支配層;皇別の実態;「神別」の底力と「諸蕃」の実態;陸の民の指針になった北極星)
  • 第3章 北極星の天下取り…坂東武者は関東平野を馬で泳ぐ(東照宮と陰陽道;螺旋の呪術;江戸の四神相応;よみがえる「海人族の科学」;二社一寺による江戸の守護;坂東武者たちの北極星;神道の起源;幻の大和心;復古神道の真相;新たな蠢動;「尾張神宮法案」廃案の真相;尾張氏はなぜ〈剣〉を返納しなかったか;「宇斯波久」が真相を解き明かす;「うしはく」と「しらす」;諡号に隠された真相;真の「復古」とは)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD03389768
  • ISBN
    • 9784309228921
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    219p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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