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精密復元イラストでわかった名城のヒミツ

香川元太郎イラスト ; 小和田哲男監修

宝島社, 2023.8

タイトル読み

セイミツ フクゲン イラスト デ ワカッタ メイジョウ ノ ヒミツ

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内容説明・目次

内容説明

天下に威容を誇る天守、湖のそばにできた水城、戦いに備えた山城など、城には様々な意味があった。本書では、数々の名城を精密なイラストで再現。秀吉の最高傑作だった肥前名護屋城、天空にそびえる竹田城、難攻不落の小田原城など、現在は一部しか残っていない城の全貌を明らかにする。

目次

  • 第1章 北海道・東北の名城のヒミツ(蝦夷地防衛のために築かれた最後の和式城郭 海防の城 松前城(福山城);津軽氏の威光を奥州に示す 奥州の巨城 弘前城;奥州には珍しい石垣の城 南部武士の誇り 盛岡城;120万石の上杉家が30万石で米沢に入封 質素倹約の城 米沢城;朝廷による奥州支配のための重要拠点 陸奥国府 多賀城;幕府より見込まれて庄内を領した酒井氏の城 外様を抑える牙城 鶴ヶ岡城;華やかにして豪壮な堅城 伊達政宗の居城 仙台城)
  • 第2章 北陸・甲信越の名城のヒミツ(信濃人が愛し、そして守り通した郷土の誇り 無骨にして優美 松本城;壮大な規模の建物が並ぶ、加賀前田百万石の麗城 壮麗かつ堅固 金沢城;勝頼が築かせた、武田流築城術の結晶的城塞 武田の新しい首府 新府上;戦国時代最強武将とされる上杉謙信の拠点 越後の誇り 春日山城)
  • 第3章 関東の名城のヒミツ(北条氏滅亡のきっかけとなった真田の支城 信之の居城 沼田城;真田が上野に残した関東侵入の牙城 真田の最前線 名胡桃城背後200メートルの絶壁に守られた山城 奇岩を背にした 岩櫃城;沼沢・湿地に周囲を守られた不落の城 上杉謙信に勝利した 忍城;北条五代の栄華を誇る史上有数の巨大城郭 天下無双の堅城 小田原城;北条氏の関東支配の一翼をになった氏照の居城 関東屈指の山城 八王子城;徳川幕府が威信をかけて築いた名実ともに天下一の名城 将軍権威の象徴 江戸城)
  • 第4章 東海・近畿の名城のヒミツ(静岡県の名称の語源となった山に築かれた山城 駿府の詰の城 賎機山城;歴史の転換点として名を刻んだ、守りの堅い小さな城 武田の墓標 長篠城;難攻不落と呼ばれた城も何度か落城していた 天下人の居城 岐阜城;この城を小早川秀秋が占拠したことで戦いの趨勢は決定した関ヶ原を見下ろす 松尾山城;豊臣秀頼を封じ込めるため、広大な城域を持つ城が築かれた 徳川の橋頭堡 彦根城;秀吉が築かせた絢爛華麗な城 豊臣の政庁 伏見城;太閤が築いた名城の上に建てられた徳の城 最強の地形 大阪城;近世城郭の主要部の多くが現存している稀有な城 日本の宝 姫路城;中世山城のエッセンスと、近世城郭の新しい築城術の融合 天空の城 竹田城)
  • 第5章 中国・四国・九州の名城のヒミツ(山陰を代表する巨大な山城 尼子の本城 月山富田城;賎ヶ岳七本槍の加藤嘉明が精魂込めて築いた堅城 戦国最後の城郭建築 松山城妄想的野心に燃えた、秀吉晩年の城 天下人の悪夢の残滓 名護屋城;加藤清正が築いた、過剰なまでに防御機能を備えた城 名城中の名城 熊本城;王の居城であり、王朝の政治・外交・文化の中心 琉球王府 首里城)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD03500377
  • ISBN
    • 9784299045096
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    95p
  • 大きさ
    30cm
  • 分類
  • 件名
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