太平洋戦争・提督たちの決断
著者
書誌事項
太平洋戦争・提督たちの決断
(PHP新書, 1364)
PHP研究所, 2023.8
- タイトル別名
-
太平洋戦争提督たちの決断
- タイトル読み
-
タイヘイヨウ センソウ テイトクタチ ノ ケツダン
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内容説明・目次
内容説明
日米両軍の死闘にみる歴史の教訓と人間ドラマ。万策を練り、戦闘を指揮し、決断を下すのは、指揮官その人の人間性なのである。どんなに強大で、精緻なメカニズムを誇る軍隊があっても、戦うものは人である。そこには人本来の過誤、油断、疲労、迂闊さ、そして不信や不手際がつきまとう―。太平洋戦争で火花を散らした日米の司令官たちの能力と資質と人間性に、“歴史探偵”が肉迫する。
目次
- 1 連合艦隊司令長官「山本五十六」とミッドウェー攻略作戦(名をも命も惜しまず―亡国の戦いを戦い抜く覚悟を定めた連合艦隊司令長官;大本営の「長期不敗の態勢」などは痴人の夢 短期戦で終わらせなければ、亡国あるのみ ほか)
- 2 米太平洋艦隊司令長官「チェスター W.ミニッツ」とミッドウェー海戦(孫子の兵法を近代の戦争において実践した敵将ミニッツ;連戦連勝で太平洋王者となった南雲機動部隊と重い十字架を背負わされたミニッツ大将 ほか)
- 3 遠すぎた提督「高須四郎」―代行指揮を執った七五〇時間(連合艦隊司令長官の搭乗する飛行艇の消息がまったく不明となった;危急の戦時下と平時とを同じに考えているような人事で高須大将に連合艦隊の指揮権がゆだねられた ほか)
- 4 レイテ沖海戦の司令官たち―豊田副武司令長官と四人の主将(「不適当なりや否や」と昭和天皇に尋ねられた海軍大臣;敗因は無謀で容易に理解し難い作戦計画そのものにあった ほか)
「BOOKデータベース」 より