原爆初動調査隠された真実
著者
書誌事項
原爆初動調査隠された真実
(ハヤカワ新書, 012)
早川書房, 2023.8
- タイトル別名
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原爆初動調査 : 隠された真実
- タイトル読み
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ゲンバク ショドウ チョウサ カクサレタ シンジツ
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注記
参考資料: p245-253
内容説明・目次
内容説明
広島と長崎でアメリカ軍によって戦後行われた「原爆の被害と効果」の大規模調査。残留放射線が計測され、科学者たちが人体への影響の可能性を指摘したにもかかわらず、なぜ事実は隠蔽されたのか。2021年に放送され、放送文化基金賞奨励賞を受賞するなど大きな反響を呼んだNHKスペシャル「原爆初動調査 隠された真実」の内容に、NHK広島・福岡放送局の取材チームによる2年間の長期取材の成果を大幅に加筆し書籍化。戦後78年を経た現在も続く「核の時代」を考える上での必読書。
目次
- 序章 残された「原爆の謎」
- 第1章 「結論ありき」だったアメリカ軍の調査
- 第2章 研究対象の地区で明らかになった「異常値」
- 第3章 軍とメディアになきものとされた「残留放射線」
- 第4章 「忖度」は核開発のために
- 第5章 よみがえった広島・長崎の残留放射線の値
- 第6章 日本の原爆初動調査 苦闘する科学者たち
- 第7章 核科学者・レベンソールの極秘資料
- 第8章 相次いだ「原因不明の死」
- 第9章 「原因不明の死」は他の地区でも
- 第10章 「白血球の異常値」その痕跡をたどる
- 第11章 スパイを送り込んでいたソ連、謎の調査を追う
- 第12章 被ばくした駐留兵と「共犯者」となった科学者
- 第13章 七八年前の論理がもたらす核の脅威
「BOOKデータベース」 より