時間と存在
著者
書誌事項
時間と存在
青土社, 2023.9
- : 新装版
- タイトル読み
-
ジカン ト ソンザイ
大学図書館所蔵 件 / 全17件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
『時間と自我』(1992) に直接つながることを念頭にして書き、引き続いて雑誌「現代思想」に掲載した論文を集めたもの
内容説明・目次
内容説明
点時刻への疑念。存在の空無性。無脳論の可能性。日常生活から出発する“意味のシミュレーション”の方法で、これまでの哲学や科学で論じられてきたさまざまな時間論、実在論を乗り越え、“脳”と“意識”をめぐる常識を根底から覆す、大森哲学の鋭い切っ先。
目次
- 1 線型時間の制作と点時刻
- 2 幾何学と運動―アキレス問題の解消
- 3 ゼノンの逆理と現代科学
- 4 キュビズムの意味論
- 5 存在の意味―「語り存在」
- 6 疑わしき存在
- 7 色即是空の実在論
- 8 無脳論の可能性
- 9 脳と意識の無関係
- 10 意識の虚構から「脳」の虚構へ
- 解説 存在の意味の制作(ポイエーシス)―大森壮蔵の「晩年様式集」(その2)(野家啓一)
「BOOKデータベース」 より