「倫理」論文とヴェーバーの「意図」の動態 : 「ロッシャーとクニース」の紙背に秘められていた真意

書誌事項

「倫理」論文とヴェーバーの「意図」の動態 : 「ロッシャーとクニース」の紙背に秘められていた真意

藤村俊郎著

風詠社 , 星雲社 (発売), 2023.8

タイトル別名

Max Weber

倫理論文とヴェーバーの意図の動態 : ロッシャーとクニースの紙背に秘められていた真意

タイトル読み

「リンリ」ロンブン ト ヴェーバー ノ「イト」ノ ドウタイ : 「ロッシャー ト クニース」ノ シハイ ニ ヒメラレテ イタ シンイ

大学図書館所蔵 件 / 11

この図書・雑誌をさがす

注記

文献あり

内容説明・目次

内容説明

“倫理”論文を執筆し、宗教社会学的歴史家として歩み始めた時期のヴェーバーの歴史認識にかんする思索を興味深い謎解きを交えて系統的に分析。論文発表直後に論文の問題点を自己分析していたヴェーバーの新見地を掘り起こし、研究史の盲点を指摘。ヴェーバーの「意図」の動態を踏まえた精確な“倫理”論文像の再構築を提起し、展望する。

目次

  • 第1章 考察の出発点:“倫理”原論文をめぐる小さな疑問の深まる謎
  • 第2章 問題開示の焦点:“倫理”原論文の“予定説”の論述とは…?
  • 第3章 模索と実験が交錯する“倫理”原論文―経過観察の必要性
  • 第4章 系統的方法論の開発に挑むヴェーバー―“クニース批判”の解読
  • 第5章 ヴェーバーの着地点と想定外の「岐路」
  • 第6章 “クニース批判”後篇が「黙示」する「予定説」論述の自己評価
  • 第7章 “クニース批判”後篇の結論の「射程距離」を展望する

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ