盧溝橋事件から日中戦争へ

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盧溝橋事件から日中戦争へ

岩谷將著

東京大学出版会, 2023.8

タイトル別名

The Marco Polo Bridge incident and the outbreak of the Sino-Japanese War

タイトル読み

ロコウキョウ ジケン カラ ニッチュウ センソウ エ

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内容説明・目次

内容説明

なぜ局地紛争は全面戦争となったのか。1937(昭和12)年7月7日、偶発的に起きた発砲事件から、上海、南京での戦闘を経て、長期全面戦争となっていく過程をあらゆる史料を渉猟し、戦争の本質に迫る。

目次

  • 第1章 北平(七月七日の発砲事件;北平における交渉;第二九軍の動向 ほか)
  • 第2章 上海(諸外国による調停の試み;中国による諸外国への働きかけ;蒋介石の応戦決意;蒋介石と各国大使との会談;中ソ交渉;日本側における和平への努力;上海における中国の抗戦準備;上海における外交交渉;南京における外交交渉;蒋介石による各国大使の招請;蒋介石の速戦即決論;上海戦の誤算;上海から南京へ)
  • 第3章 南京(上海戦と第三国調停;九ヵ国条約会議;ドイツ調停案の再検討;英米の動向;ソ連の動向;南京陥落と日本側の対応;パナイ号事件と中国側の対応;トラウトマンの再調停;アメリカ仲介への期待;中国側回答案;日本側の内紛と近衛声明の発出)

「BOOKデータベース」 より

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