再考「鎌倉史」と征夷大将軍 : 「古代みちのく」と家持・文覚・頼朝

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再考「鎌倉史」と征夷大将軍 : 「古代みちのく」と家持・文覚・頼朝

相原精次著

彩流社, 2023.8

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再考鎌倉史と征夷大将軍 : 古代みちのくと家持文覚頼朝

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サイコウ カマクラシ ト セイイ タイショウグン : コダイ ミチノク ト ヤカモチ モンガク ヨリトモ

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新視点で説く、近代が消した鎌倉幕府成立前史!古代王権にとって特別な地であった「あづま・みちのく」。大伴家持・坂上田村麻呂から頼朝への征夷大将軍の流れと「平泉の黄金文化」の実相。そして「みちのく」に精通していた怪僧・文覚と源頼朝との交流による幕府創立と「頼朝・義経の兄弟相剋」の本質。近代の「国史」が消してしまった「我が国古代史のゆがみ」を追究する。

Table of Contents

  • 序章 歪められた「鎌倉史」―戦前の「統制・抑止・停滞」を超えて(古代学の対比・「江戸期」と「近・現代」;「鎌倉史」への素朴な疑問;『平家物語・源平衰勢記』源平譚の読み直し)
  • 第1章 鎌倉幕府成立前史―古代史と「あづま・みちのく」(古代人の見た「あづま・みちのく」;征夷大将軍の「歴史」;天台宗慈覚大師円仁と朝廷;畿内貴族と「あづま・みちのく」)
  • 第2章 頼朝と清和源氏―「鎌倉史」始動(「鎌倉幕府」草創への道のり;清和源氏と「みちのく」;源平譚の実相;大威徳寺と文覚上人)
  • 終章 文覚とは誰か―「文覚像」の消長(文覚像の確認;みちのくと文覚;明治初期頃まで歌舞伎でもてはやされていた「文覚物」;近・現代における「文覚上人の消長」)

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