世にも危険な医療の世界史
著者
書誌事項
世にも危険な医療の世界史
(文春文庫, [ケ-6-1])
文藝春秋, 2023.9
- タイトル別名
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Quackery : a brief history of the worst ways to cure everything
世にも危険な医療の世界史
- タイトル読み
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ヨ ニモ キケンナ イリョウ ノ セカイシ
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注記
単行本: 2019年刊
原著: Workman 2017年刊
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
かつて人類が頼っていた治療法はこんなにも危険だった。水銀入り頭痛薬、ヒ素入り強壮剤、ストリキニーネの整腸剤…リンカーン、ダーウィン、ヒトラーら有名人から一般人までが受けていた信じられない医療の数々に吃驚仰天必至。驚いた後には、現代医療に感謝しつつ、他人事ではないと背筋が寒くなる歴史書。
目次
- 第1部 元素(水銀―始皇帝に愛された秘薬;アンチモン―嘔吐で強制デトックス;ヒ素―パンにつけて召し上がれ;金―輝かしい性病治療;ラジウムとラドン―健康“被爆”飲料ブーム)
- 第2部 植物と土(アヘン―子どもの夜泣きはこれで解決;ストリキニーネ―ヒトラーの常備薬;タバコ―吸ってはならない浣腸パイプ;コカイン―欧州を席巻したエナジードリンク;アルコール―妊婦の静脈にブランデーを注射;土―死刑囚が挑んだ土食実験)
- 第3部 器具(瀉血―モーツァルトは2リットル抜かれた;ロボトミー―史上最悪のノーベル賞;焼灼法―皮膚を強火であぶる医師;浣腸―エジプト王に仕えた「肛門の守り人」;水治療法―それは拷問か、矯正か;外科手術―1度の手術で3人殺した名医;麻酔―一か八か吸ってみた;)
- 第4部 動物(ヒル―300本の歯で臓器をガブリ;食人―剣闘士の生レバー;動物の身体―ヤギの睾丸を移植した男たち;セックス―18キロの医療用バイブレーター;断食―飢餓ハイツへようこそ)
- 第5部 神秘的な力(電気―内臓を刺激する感電風呂;動物磁気―詐欺医師が放ったハンドパワー;光―光線セラピーで何が起きるか?;ラジオニクス―個人情報ダダ洩れの“体内周波数”;ローヤルタッチ―ルイ9世の白骨化した腕)
「BOOKデータベース」 より