「帝国」アメリカの覇権と日本の軍事大国化
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書誌事項
「帝国」アメリカの覇権と日本の軍事大国化
(渡辺治著作集, 第12巻)
旬報社, 2023.9
- タイトル別名
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帝国アメリカの覇権と日本の軍事大国化
- タイトル読み
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テイコク アメリカ ノ ハケン ト ニホン ノ グンジ タイコクカ
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内容説明・目次
内容説明
アメリカの世界戦略の中で日本はどこへ向かうのか。アメリカの圧力と海外展開を進める日本資本の要請に基づいて90年代に開始された日本の軍事大国化が、憲法とそれを支える運動によりジグザグの展開を強いられる過程を描く。冷戦後、現代帝国主義の盟主アメリカが、ソ連・東欧圏の崩壊、中国の市場経済化により拡大した「自由な市場」秩序に歯向かう「敵」を掃討し、市場秩序を維持・拡大する戦略を分析する。
目次
- 1 現代帝国主義としてのアメリカ帝国主義(アメリカ帝国の自由市場形成戦略と現代の戦争;「復権」するアメリカ)
- 2 冷戦後日本の軍事大国化とその困難(日本の軍事大国化・その諸段階と困難;小国主義政治の歴史的終焉)
- 3 軍事大国化の諸段階と抵抗(日米新ガイドラインの日本側のねらい;九・一一事件と日本の対外・国内政策;テロ対策特措法の成立と民主党の役割;有事法制の登場への道―いまなぜ有事法制か?;有事関連法案と日米当局者の意図 ほか)
- 4 軍事同盟強化・軍事大国化の歴史と現段階(日米安保と憲法をめぐる攻防の歴史と現段階、展望―軍事同盟に代わる平和の枠組みを、今こそ)
「BOOKデータベース」 より