金融資産の認識中止に関する会計基準 : 設定根拠と変化の経路

書誌事項

金融資産の認識中止に関する会計基準 : 設定根拠と変化の経路

威知謙豪著

同文舘出版, 2023.8

タイトル別名

Derecognition of financial assets : basis and path of accounting standards settings

タイトル読み

キンユウ シサン ノ ニンシキ チュウシ ニ カンスル カイケイ キジュン : セッテイ コンキョ ト ヘンカ ノ ケイロ

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注記

文献あり

内容説明・目次

内容説明

「リスクと経済価値」と「支配」はどのように考えられてきたのか。US GAAP、UK GAAP、IFRSおよびわが国会計基準を対象に1980年代後半から現在に至る基準設定をめぐる検討内容を整理し、設定根拠と基礎となる考え方の変化の経路について考察する。

目次

  • 第1章 金融資産の認識中止に関する会計基準の論点の整理
  • 第2章 米国会計基準における金融資産の認識中止に関する会計基準の形成―財務構成要素アプローチの導入に至る経緯とその根拠
  • 第3章 英国会計基準における金融資産の認識中止に関する会計基準の形成
  • 第4章 国際会計基準における金融資産の認識中止に関する会計基準の形成(1)―IASC金融商品プロジェクトの発足から公開草案第E48号「金融資産―認識および測定」の公表まで
  • 第5章 国際会計基準における金融資産の認識中止に関する会計基準の形成(2)―IASC金融商品プロジェクトの分割決定と討議資料「金融資産および金融負債の会計処理」の公表
  • 第6章 国際会計基準における金融資産の認識中止に関する会計基準の形成(3)―暫定基準の設定に向けた方針転換からIAS第39号「金融商品:認識および測定」とJWGドラフト基準「金融商品および類似項目」の公表まで
  • 第7章 国際会計基準における金融資産の認識中止に関する会計基準の形成(4)―IAS第39号の改訂をめぐる検討内容と2003年改訂IAS第39号の考え方
  • 第8章 わが国会計基準における金融資産の認識中止に関する会計基準の形成
  • 第9章 会計基準のコンバージェンスをめぐる初期の動向と金融資産の認識中止に関する会計基準の位置付け
  • 第10章 米国会計基準における金融資産の認識中止に関する会計基準の展開
  • 第11章 英国会計基準における金融資産の認識中止に関する会計基準の展開
  • 第12章 国際財務報告基準における金融資産の認識中止に関する会計基準の展開(1)―世界金融危機への対応と公開草案公表後の検討中断
  • 第13章 国際財務報告基準における金融資産の認識中止に関する会計基準の展開(2)―認識中止に関する概念フレームワークの開発
  • 第14章 わが国会計基準における金融資産の認識中止に関する会計基準の展開
  • 第15章 金融資産の認識中止に関する会計基準の基礎となる考え方の変化の経路とわが国会計基準の今後の方向性

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD03706135
  • ISBN
    • 9784495210533
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xv, 318p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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