天山紀行
著者
書誌事項
天山紀行
(世界探検全集, 07)
河出書房新社, 2023.9
- タイトル別名
-
Путешествие в Тянь-Шань
- タイトル読み
-
テンザン キコウ
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注記
1977年刊にナビゲーションを加え復刊したもの
内容説明・目次
内容説明
辺境にそびえる謎の山脈へ。世界が驚愕した美しき風景―一八五六年と一八五七年の二度にわたり、天山山脈の奥地を初の地理学的方法で踏査。秘境といわれていたイッスィク=クル湖周辺を調査し、数十に及ぶ新種の植物を発見する。克明で緻密に記された天山高地の自然やそこに暮らす人々の記述からは、研究者としての興奮がにじみ出る。ロシア地理学の古典にして、プルジェワルスキーをはじめとした後の研究者たちへ多大な影響を与えた、中央アジア探検史に新時代をひらいた名著。
目次
- 第1章 ペテルブルグからセミパラチンスクまで(パリ講和条約締結;帰村と帰京 ほか)
- 第2章 第一次天山行(セミパラチンスク;エフ・エム・ドストエフスキイとの邂逅 ほか)
- 第3章 第二次天山行(一八五六‐五七年冬期におけるバルナウル滞在とエフ・エム・ドストエフスキイの来訪;オムスク旅行とゲー・イー・ガスフォルトとの交渉 ほか)
- 第4章 天山奥地への進発と旅行の終わり(コザック部隊をともない天山奥地へ進発;サンタシ峠 ほか)
「BOOKデータベース」 より