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関ケ原合戦を復元する

水野伍貴著

(星海社新書, 271)

星海社 , 講談社 (発売), 2023.9

Title Transcription

セキガハラ カッセン オ フクゲン スル

Available at  / 10 libraries

Note

主要参考文献: p198-202

Description and Table of Contents

Description

信憑性の高い史料に基づく関ヶ原合戦の実像。近年、関ヶ原合戦の研究が活発化し、多くの「新説」が発表されている。一例を挙げれば、「小早川秀秋が寝返ったのは開戦と同時、合戦は短時間で終結した」とする説や、「西軍が豊臣秀頼を迎えるための御座所として関ヶ原にある城山に陣城(玉城)を築いた」とする説などである。こうした「新説」はテレビ番組にも多く取り上げられ、関ヶ原合戦は従来言われているほど「たいした」合戦ではないというイメージが広まっている。だが、はたしてそれは本当だろうか。本書は、従来の関ヶ原合戦のイメージを一変させる「新説」をつぶさに批判検証し、信憑性の高い史料を基に決戦当日の布陣や経過を復元していく試みである。

Table of Contents

  • 序章 通説を振り返る
  • 第1章 関ヶ原合戦に至る経緯
  • 第2章 西軍の関ヶ原転進
  • 第3章 「西軍の関ヶ原転進は小早川秀秋の寝返りに対処するため」とする説の検討
  • 第4章 布陣地の考察
  • 第5章 「玉城は豊臣秀頼を迎えるための本陣」とする説の検討
  • 第6章 「小早川秀秋の寝返りは開戦と同時」とする説の検討
  • 第7章 合戦の経過を検討する
  • 終章 慶長五年九月十五日関ヶ原合戦の復元

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Details

  • NCID
    BD03918698
  • ISBN
    • 9784065332672
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京,東京
  • Pages/Volumes
    206p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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