翻訳論の冒険
著者
書誌事項
翻訳論の冒険
東京大学出版会, 2023.9
- タイトル別名
-
Into a new dimension of translation theory : an enquiry
- タイトル読み
-
ホンヤクロン ノ ボウケン
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注記
参考文献: p349-357
内容説明・目次
内容説明
漕ぎ出そう、翻訳論の新たな次元をめざして!AIで翻訳が「できてしまう時代」に、『ホビット』などの翻訳でも知られる著者が「翻訳になぜ理論が必要か」を考える。カフカ、鷗外、ディケンズを股にかけ、『源氏物語』『チョコレート工場の秘密』『羅生門』と丁々発止のテクスト間対話を試みながら、文学翻訳の質への問い、翻訳すること読むことの喜びへと、読者をいざなう。
目次
- 1 翻訳になぜ理論が必要か(イントロダクション―翻訳論はなぜ必要か;世界にはどんな翻訳論があるのか;まず、翻訳を定義してみよう;日本の「翻訳」とは何だったのか;形か意味か(1)―西欧の逐語訳 ほか)
- 2 翻訳の実例を見る(文学翻訳の実践へ―冒険の見取り図;翻訳推敲のワークショップ―『たのしい川べ』;視点・声・心理劇を翻訳する―『床の下のこびとたち』;物語の意味を翻訳する―『ホビット』(1);物語の仕掛けを翻訳する―『ホビット』(2) ほか)
「BOOKデータベース」 より