始まりの木
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書誌事項
始まりの木
(小学館文庫, [な13-8])
小学館, 2023.8
- タイトル読み
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ハジマリ ノ キ
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注記
2020年刊の加筆修正し文庫化したもの
シリーズ番号はブックジャケットによる
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
藤崎千佳は、国立東々大学文学部で民俗学を学んでいる。指導教官の古屋神寺郎は、足が悪いながらフィールドワークへ出かける、偏屈で優秀な民俗学者だ。古屋は日本中を練り歩きながら、“現代日本人の失ったもの”を問いかけてゆく。「この世界には理屈の通らない不思議な出来事がたくさんある。科学や論理では捉えきれない物事が確かに存在する。そういった事柄を、奇跡という人もいれば運命と呼ぶ人もいる。超常現象という言葉で説明する者もあれば、『神』と名付ける者もある。目に見えること、理屈の通ることだけが、真実ではない」“知”の冒険が、いま始まる。
「BOOKデータベース」 より