ロシア・ウクライナ戦争 : 歴史・民族・政治から考える
著者
書誌事項
ロシア・ウクライナ戦争 : 歴史・民族・政治から考える
東京堂出版, 2023.10
- タイトル別名
-
ロシアウクライナ戦争 : 歴史民族政治から考える
- タイトル読み
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ロシア・ウクライナ センソウ : レキシ・ミンゾク・セイジ カラ カンガエル
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注記
その他の著者: 大串敦, 浜由樹子, 遠藤誠治
参考文献: 各章末
略年表 (2023年8月まで): p356-361
内容説明・目次
内容説明
古代ルーシの歴史、民族と宗教、歴史の記憶をめぐる戦い、ウクライナ独立後の国内政治、冷戦後の国際安全保障の問題―広い視野で考え、深く知るための必読の書。
目次
- 第1章 総論―背景と展開(塩川伸明)(背景;展開)
- 第2章 ルーシの歴史とウクライナ(松里公孝)(ルーシ世界の形成(九‐一二世紀);東西ルーシの分裂(一三‐一四世紀);教会合同とルーン世界の変容(一五世紀);ポーランドとカトリックの攻勢;ゲームチェンジャーとしてのコサック;ルーシ正教会の再統一;ルーシの再統一(一八世紀);一九世紀ロシア帝国下のウクライナ)
- 第3章 現代ウクライナの政治―脆弱な中央政府・強靭な地方政府(大串敦)(なぜ脆弱な中央政府が生まれたのか;地方閥が競合する体制;ユーロマイダン革命とドネツィク閥の解体;ポロシェンコ政権―東部エリート分裂と反ロシア・カード;ゼレンシキー政権―ポピュリストポピュリスト体制誕生の背景;ロシア侵攻後のウクライナ)
- 第4章 「歴史」をめぐる相克―ロシア・ウクライナ戦争の一側面(浜由樹子)(ウクライナと「ウクライナ史」;ウクライナとロシアの歴史認識問題;歴史の政治紛争化;ロシアとウクライナのミラー・ゲーム)
- 第5章 自由主義的国際秩序とロシア・ウクライナ戦争―正義と邪悪の二分法を超えて(遠藤誠治)(課題の設定―ロシア・ウクライナ戦争を考える視角;自由主義的国際秩序とは何か;冷戦後の安全保障体制;グローバリゼーションの中の体制移行;冷戦後の国際秩序の問題点)
「BOOKデータベース」 より