ポスト・ファシズムの日本 : 戦後鎌倉の政治文化
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ポスト・ファシズムの日本 : 戦後鎌倉の政治文化
人文書院, 2023.9
- タイトル別名
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Post-fascist Japan : political culture in Kamakura after the Second World War
ポストファシズムの日本 : 戦後鎌倉の政治文化
- タイトル読み
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ポスト・ファシズム ノ ニホン : センゴ カマクラ ノ セイジ ブンカ
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注記
参考文献: p314-339
内容説明・目次
内容説明
地方から戦後民主主義をどう構築したのか?戦争を生き抜いた知識人は、どのようにファシズムの時代を悔悟し、戦争体験と折り合いをつけて社会を再生していったのか。若い力を活かし戦後の反省から政治、文化、教育、美術から地域観光、環境政策まで、どう制度や世論を構築していったのか。鎌倉という地方から問う新たな歴史。
目次
- 序章 ポスト・ファシズムの政治文化(ファシズムへの回帰を防ぐ;ファシズム後―悔恨共同体;遠回しに話される交渉;民主的な制度を創設する)
- 第1章 鎌倉という場所(地域コスモポリタニズムの再創出;戦後のビーチ文化)
- 第2章 鎌倉アカデミアと人文教育(ポスト・ファシズムの未来のための教育;人文学を選択する;学生と教員の交流;アカデミアの終焉)
- 第3章 物語を紡ぐ博物館―神奈川県立近代美術館(美術館を創設する;土方の知的遍歴;展覧会のテーマ;都市政策としての美術館;現代中国を受け容れる)
- 第4章 都市行政―社会科学と民主主義(地方自治体を強くし、民主主義を形成する;正木市長の知的な旅;土地利用と環境保全;平和運動、民主的空間、そして都市外交;政治的怨恨の源泉)
- 終章
「BOOKデータベース」 より