近代日本におけるシャンハイ・イメージ : 1931〜1945

書誌事項

近代日本におけるシャンハイ・イメージ : 1931〜1945

徐青著

国際書院, 2023.10

タイトル別名

Image of Shanghai in modern Japan : 1931~1945

近代日本におけるシャンハイイメージ : 1931-1945

タイトル読み

キンダイ ニホン ニオケル シャンハイ・イメージ : 1931〜1945

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注記

博士論文 (名古屋大学) を元に改稿したもの

参考・引用文献: p353-367

内容説明・目次

内容説明

近代東アジア史をたどるとき、日本軍国主義による中国侵略は「日本人民には罪はない」と言えるのか。日本国民大衆自身に「責任」があり、その観念が希薄であることがシャンハイ・イメージの残像に反映されている。

目次

  • 序章(問題の設定;先行研究)
  • 第1章 満洲事変(1931年)直後のシャンハイ・イメージ(転機としての1931年;「大衆」の生成とその対外意識の性格;『犯罪科学』と『犯罪公論』―1930年前後日本におけるシャンハイ・イメージ事例検証)
  • 第2章 蘆溝橋事件(1937年)直後のシャンハイ・イメージ―メディアとしての子供・女性・男性(メディアとしての子供―新居格編『支那在留日本人小學生綴方現地報告』におけるシャンハイ・イメージ;メディアとしての女性―吉屋信子『戦禍の北支上海を行く』におけるシャンハイ・イメージ;メディアとしての男性―松井翆声『上海案内』におけるシャンハイ・イメージ)
  • 第3章 孤島・占領期(1937〜1945年)のシャンハイ・イメージ(中国文人と日本人との交際が生むシャンハイ・イメージ;日本文人のシャンハイ・イメージ―西川光『十二月八日の上海』を中心に;李香蘭とその映画におけるシャンハイ・イメージ)
  • 結章

「BOOKデータベース」 より

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