クリスティナ・ロセッティの詩学とその周辺 : Gold and silver in Goblin Market

書誌事項

クリスティナ・ロセッティの詩学とその周辺 : Gold and silver in Goblin Market

滝口智子著

松籟社, 2023.9

タイトル別名

クリスティナロセッティの詩学とその周辺 : Gold and silver in Goblin Market

タイトル読み

クリスティナ・ロセッティ ノ シガク ト ソノ シュウヘン : Gold and silver in Goblin Market

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注記

参考文献: p211-219

注, 参考文献, 初出一覧, 索引に関してはローマ数字によるページ付けもあり

内容説明・目次

内容説明

19世紀英国ヴィクトリア朝の詩人クリスティナ・ロセッティ。平易な言葉遣いながら様々な技法が凝らされた彼女の詩には、読者を魅了する重層的な意味が潜んでいる。先駆者としての後期ロマン派詩人レティシア・ランドンや、ロマンティック・バレエとその原作小説についても考察しつつ、「象徴」「贈与」「異世界」というテーマを軸にロセッティの詩世界の多面性を探る。

目次

  • 第1部 象徴の詩学 クリスティナ・ロセッティ(「夢の国」と魂の眠り―前千年王国論と類比;予表論の「モンナ・インノミナータ」―ソネットのソネット;間接的に伝える―象徴と保留;「眠りの森」と「王子の旅」―ふたつの時と多重の声)
  • 第2部 死の贈与と再生―レティシア・ランドン(L.E.L.)とロセッティ(交換と死―ランドンのロマンス、「金いろの菫」;アフリカで死ぬということ―ランドンと死/詩の贈与;「ゴブリン・マーケット(小鬼の市)」の金と銀―コボルド、ランドン、ロセッティにおける贈与交換の系譜)
  • 第3部 (番外編) 異世界/妖精の国へ―ウォルター・スコットとロマンティック・バレエ(スコット作『ラマムアの花嫁』―泉の妖精のロマンス;『ラ・シルフィード』と妖精譚『トリルビー』―境界に住むものたち;補遺 オックスフォード運動の宗教的象徴の詩学―類比と保留の概念)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD04085780
  • ISBN
    • 9784879844408
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    229p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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