インド太平洋地経学と米中覇権競争 : 国際政治における経済パワーの展開
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書誌事項
インド太平洋地経学と米中覇権競争 : 国際政治における経済パワーの展開
(日本国際フォーラム叢書)
彩流社, 2023.10
- タイトル別名
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On Indo-Pacific geoeconomics : exercising economic power in international politics
- タイトル読み
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インド タイヘイヨウ チケイガク ト ベイチュウ ハケン キョウソウ : コクサイ セイジ ニオケル ケイザイ パワー ノ テンカイ
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内容説明・目次
内容説明
流動する国際関係を読む新視点・地経学の成果!ロシアのウクライナ侵攻によって冷戦後の世界秩序が一気に流動化した。今や政治と経済は極めて密接に関連しており、外交と安全保障を切り離すことは出来ない。本書は米中の覇権競争が熾烈を極めている国際社会の現状を政治学者と経済学者が協働して、地経学の様々な概念と事例から分析した貴重書。
目次
- 地経学とは何か:国際関係論の視座から問う
- 「自由で開かれたインド太平洋」戦略とは何か
- 「一帯一路」構想と発展途上国の過剰債務
- 米中をめぐる通貨覇権の行方
- 中国の経済的威圧:事例からみる傾向と含意
- 中国の海洋技術力の発展とそのグローバルな影響
- インド太平洋地域における米中のデジタル貿易をめぐるルール形成の競争
- 中国の仕掛ける相互依存の罠:対応策としての制度的近似性
- 英国のグローバル・ブリテン戦略とインド太平洋傾斜
- 中国の科学技術力を用いた「一帯一路」沿線国への影響力の拡大・浸透
- EUとインド太平洋地経学:国際構造変動、EU加盟国対外戦略の複雑化と日本
- 日本の経済安全保障政策とサプライチェーン強靱化支援
「BOOKデータベース」 より