財政規律とマクロ経済 : 規律の棚上げと遵守の対立をこえて
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財政規律とマクロ経済 : 規律の棚上げと遵守の対立をこえて
名古屋大学出版会, 2023.10
- タイトル読み
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ザイセイ キリツ ト マクロ ケイザイ : キリツ ノ タナアゲ ト ジュンシュ ノ タイリツ オ コエテ
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注記
参考文献: p437-439
内容説明・目次
内容説明
日本経済の進む隘路を照らす。現状をどのように考えればよいのか、この先どうなるのか。過去30年間に陥った不可思議な均衡とその行方を初めて包括的に解明。戦中・敗戦直後の経験も踏まえた透徹した分析から、危機対応の方針を含め、政府・日銀のすべきこと/してはいけないことを明確に提示する。
目次
- 序章
- 第1章 1990年代以降の日本の財政金融政策
- 第2章 マクロ経済学から見た財政規律
- 第3章 戦中・敗戦直後の財政金融政策―国債と貨幣への旺盛な需要が突然消滅した経験
- 第4章 財政規律棚上げレジームから財政規律遵守レジームへ
- 第5章 政府の「借りっぱなし」と家計の「貸しっぱなし」の解消―私たちの新しい出発点とするために
- 補論A 財・労働市場の過少需要と国債・貨幣市場の超過需要の関係について
- 補論B 統合政府の生涯予算制約と家計の生涯予算制約の関係
- 補論C 実物資産が存在する場合の統合政府と家計の生涯予算制約
- 補論D 1945年の名目GNEの推計
- 補論E 公定価格と闇価格が併存する場合の国民所得統計
- 補論F 財政規律棚上げレジームから財政規律遵守レジームへのスイッチを考慮した貨幣経済モデル
- 補論G フィッシャー方程式の一般化
- 補論H シミュレーションの前提
- 補論1 GDPデフレーターと国内物価との関係
- 補論J 長期金利の平価関係、実質金利の平価関係
- 補論K 通貨・為替スワップの仕組み
「BOOKデータベース」 より