書誌事項

死後を生きる生き方

横尾忠則著

(集英社新書, 1186F)

集英社, 2023.10

タイトル読み

シゴ オ イキル イキカタ

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内容説明・目次

内容説明

人は死んだらどこへ行く?そんな夢想は結局、「死=無」という地平線上におさまったりする。だが、死の世界はそんな凡庸なものではない―。八七歳を迎えた世界的美術家が、死とアートの関係と魂の充足について自由闊達につづる。父母、愛猫の死から三島由紀夫、アンディ・ウォーホルらとの交流の記憶まで。貴重なエピソードを交え、「死」とは何か?「死後を生きる」とはどういう境地なのかを考えていく。「人間は未完で生まれて、完成を目指して、結局は未完のままで死ぬ。これでいいのです」その言葉に触れればふっと心が軽くなる、横尾流人生美学。

目次

  • 第1章 死とは何か(生命誕生から三十六億年間の生と死のリレー;死への意識を持った日;父母の死;生きている人間はすでに死を経験している;世代によって異なる死に対する感覚;死と自分を同一化すれば、死は怖くない;「メメント・モリ」を超えて)
  • 第2章 死の向こう側(無意識は死の世界を感じている;ダンテが描く地獄、煉獄、天国 ほか)
  • 第3章 死後を生きる(優れた芸術作品には死のメタファーが潜んでいる;死の世界はコンセプチュアルではない ほか)
  • 第4章 死への準備(目と鼻の先にある死;「年相応」でなく、曖昧に生きる;「終活」なんてどうでもいい;運命に従って生きれば、そう間違えない;人生は「未完成」でいい;老年から始まる自由;ハンディキャツプが生み出す可能性;忘れることで輪廻する)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD04314662
  • ISBN
    • 9784087212860
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    203p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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