琉球諸島の歴史人類学 : 信仰と習俗の民族誌

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琉球諸島の歴史人類学 : 信仰と習俗の民族誌

青山優太郎著

六一書房, 2023.9

タイトル読み

リュウキュウ ショトウ ノ レキシ ジンルイガク : シンコウ ト シュウゾク ノ ミンゾクシ

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注記

本書関連年表: 巻頭pi

主要参考文献: p233-240

内容説明・目次

内容説明

本書『琉球諸島の歴史人類学―信仰と習俗の民族誌』は、従来の琉球沖縄研究史に一石を投じるものである。本書では、琉球における土着と外来の信仰、習俗を歴史人類学的見地より捉え、考究している。具体的には、琉球沖縄社会に根づいており、かつ女性信仰と男系相続、祖先祭祀といった観念がより顕著であるオナリ神信仰、御嶽、門中制度、清明祭、媽祖信仰、針突の6種の起源や性質、機能、伝播、変遷を考察する。これにより、各々が複雑に絡み合う琉球社会を巨視的かつ重層的に把握でき、より実態に迫ることができる。

目次

  • 序章
  • 第1章 琉球文化圏におけるオナリ神信仰の研究―その実態および実例
  • 第2章 琉球諸島における御嶽の研究―その機能と動態
  • 第3章 琉球文化圏における門中制度の基礎的研究
  • 第4章 琉球諸島における清明祭および中国・清明節の比較研究―清明期祖先祭祀の予備的考察
  • 第5章 近現代琉球諸島における媽祖信仰の変容に関する一考察
  • 第6章 琉球諸島におけるイレズミ習俗・針突の研究

「BOOKデータベース」 より

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