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川は私たちの中に : 先住民モホークの環境汚染との闘い

エリザベス・フーバー著 ; 下田健太郎, 飯島力, 香室結美訳

花伝社 , 共栄書房 (発売), 2023.10

タイトル別名

The river is in us : fighting toxics in a Mohawk community

川は私たちの中に : 先住民モホークの環境汚染との闘い

タイトル読み

カワ ワ ワタクシタチ ノ ナカ ニ : センジュウミン モホーク ノ カンキョウ オセン トノ タタカイ

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注記

原著 (University of Minnesota Press, c2017) の全訳

参照文献: p390-419

内容説明・目次

内容説明

北米先住民コミュニティ、アクウェザスネで生じた環境汚染。「食」と「健康」をめぐる先住民の闘いは、科学者たちとの協働と学びを通して展開し、独自の草の根活動を生みだしていく。土地や川との分かちがたいつながりを育んできた人びとの生存のありようから、これまでの、そしてこれからの「環境正義」を厚く描きだす、待望の民族誌。ジュリアン・スチュワード賞(アメリカ人類学会人類学・環境部会)受賞作品。

目次

  • まえがき 文化の試金石
  • 序章 環境正義、ポリティカル・エコロジー、モホーク・コミュニティの三つの身体
  • 第1章 アクウェザスネの政治史と環境史をめぐるドライブツアー
  • 第2章 環境汚染、健康調査、代償措置の政治
  • 第3章 「私たちはモルモットになるつもりはない」―コミュニティベースの参加型研究からの教訓
  • 第4章 汚染、利便性、変わりゆく食文化
  • 第5章 PCBと倹約遺伝子―病いをめぐる説明の拡張に向けて
  • 終章 レジリエンスに光を当てる―個人・社会・政治の再起とサヴァイヴァンス

「BOOKデータベース」 より

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