書誌事項

外交と戦略

村田晃嗣編著

彩流社, 2023.10

タイトル別名

Diplomacy and strategy

タイトル読み

ガイコウ ト センリャク

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注記

麻田貞雄教授略年譜および主要著作目録: p289-296

内容説明・目次

内容説明

日米外交史、国際関係理論、軍事・戦略論…第一線の研究者による多角的論集!アメリカ外交史・日米関係史を専門とする同志社大学名誉教授の故・麻田貞雄氏(2019年逝去)を偲び、その指導を受けた研究者たちにより執筆された追悼論文集。執筆者はそれぞれ第一線で活躍する気鋭の研究者であり、研究分野は多岐にわたるものの、いずれも現下の国際情勢への示唆に富む力作。「麻田歴史学」の影響が本書全体に表れている。

目次

  • 第1章 英米融合型軍事同盟の成立とその意義―新しい軍事同盟論の可能性を求めて(試論)(柴山太)
  • 第2章 東アジア戦略関係史の試み―大国間地政学ゲームはいかに変遷してきたのか(川﨑剛)
  • 第3章 幣原総理の「外交的勝利」としての憲法九条(大越哲仁)
  • 第4章 アイゼンハワーの中の政軍関係―元帥と大統領(小出輝章)
  • 第5章 米国の広報外交「平和のための原子力」の終焉―非同盟諸国/開発途上国、ユーラトムへの米原子力外交の焦点変化(友次晋介)
  • 第6章 米国平和部隊から青年海外協力隊へ―国際ボランティア事業の伝播(岡部恭宜)
  • 第7章 理念としての多国間主義―ドイツ外交のプラグマティズム(中村登志哉)
  • 第8章 「マハンの亡霊」再び?―中国における「海権論」と麻田貞雄教授の研究(森田吉彦)
  • 第9章 外交史の研究者はなぜ理論を使わないのか―研究者の「生存競争」を超えて(中谷直司)
  • 第10章 米国のTPP離脱と日本の通商外交―新古典派現実主義によるTPP11形成過程分析(寺田貴)
  • 第11章 ローフェア(lawfare)概念再考―アメリカの対テロ戦略の文脈において(二村まどか)
  • 第12章 オバマ政権のリバランス―アジア回帰戦略と日米同盟(小谷哲男)
  • 第13章 都市は外交する―日米比較(村田晃嗣)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD04391200
  • ISBN
    • 9784779129292
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    296, 52p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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