阿仏の文「乳母の文・庭の訓」注釈

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阿仏の文「乳母の文・庭の訓」注釈

田渕句美子 [ほか] 著

青簡舎, 2023.9

Other Title

阿仏の文乳母の文庭の訓注釈

阿仏の文注釈 : 乳母の文・庭の訓

Title Transcription

アブツ ノ フミ「メノト ノ フミ・ニワ ノ オシエ」チュウシャク

Available at  / 35 libraries

Note

その他の著者: 米田有里, 幾浦裕之, 齊藤瑠花

阿仏略年譜: p262-265

『阿仏の文』主要参考文献: p266-268

Description and Table of Contents

Description

『阿仏の文』は、鎌倉時代中期、安嘉門院邦子内親王に仕える女房であった阿仏尼が、自らの女房経験をふまえて、すでに宮廷女房となっているわが娘に宛てて、女房として持つべき態度・心構えをはじめ、さまざまな事項について懇切に書き記したものであり、中古・中世に活躍した宮廷女房たちの意識を知る上で、他に類をみない貴重な資料である。

Table of Contents

  • 『阿仏の文』注釈（序文；心と言動の抑制―最も重要なこと；人との距離の取り方―知人・侍女達に対して　ほか）
  • 影印・翻刻・校異
  • 『阿仏の文』解説（はじめに；『阿仏の文』の概略・書名・伝本；阿仏尼の生涯と『阿仏の文』；『阿仏の文』の宛先である阿仏尼の娘；『阿仏の文』が語る女房の生活・意識；『阿仏の文』が顕在化させるもの；教訓書・女訓書の流れと思想）
  • 『阿仏の文』の諸本―広本を中心に

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