日本帝国圏鉄道史 : 技術導入から東アジアへ

書誌事項

日本帝国圏鉄道史 : 技術導入から東アジアへ

沢井実著

名古屋大学出版会, 2023.10

タイトル読み

ニホン テイコクケン テツドウシ : ギジュツ ドウニュウ カラ ヒガシアジア エ

注記

文献あり

内容説明・目次

内容説明

帝国日本の「骨格」はいかに形成されたのか。欧米から吸収した最先端の鉄道技術が朝鮮・満洲といった外地において固有の仕方で実践され、戦後へとつながる一大鉄道ネットワークの構築に至る歩みを、技術者など人的資源の移転を軸に隅々まで捉え、比類なきスケールで鉄道史を描き直す。

目次

  • 帝国日本における鉄道技術の展開
  • 1 鉄道技術の導入と定着(鉄道技術者の海外留学;鉄道運輸専門家の誕生;電気機関車の国産化過程;ディーゼル機関車の国産化)
  • 2 鉄道技術の伝播と経営展開(吉敦鉄道の建設過程;大連機械製作所の技術と経営;龍山工作の技術と経営;帝国圏鉄道における日本人技術者の配置と技能者養成;ソ連鉄道工場への鉄道省技術者派遣;満鉄鉄道技術研究所の組織と活動;戦時下における華北車輌の経営実態)
  • 帝国日本と鉄道技術

「BOOKデータベース」 より

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