天皇制と王権思想 : もう一つの憲法思想史

書誌事項

天皇制と王権思想 : もう一つの憲法思想史

重久俊夫著

晃洋書房, 2023.10

タイトル読み

テンノウセイ ト オウケン シソウ : モウ ヒトツ ノ ケンポウ シソウシ

注記

参考文献: p281-289

内容説明・目次

内容説明

民族(家族)国家思想は愚かな妄想?保守派の憲法学者は天皇を神だと主張した?明治憲法下の天皇は政治責任を免れない?象徴天皇は元首でも君主でもない?こうした数々の言説は本当に正しいのか。天皇即国家、天皇機関説、国民主権の真意はどこにあるのか。偏見や思い込みを排し、天皇をめぐるさまざまな思想の正確かつ内在的な読解を試みる。

目次

  • 第1部 文明としての天皇制(天皇の歴史を語り直す(前近代)―古代・中世の王権と王権思想;王権思想史(一)―汎神論の誘惑)
  • 第2部 近代化の中の天皇制(天皇の歴史を語り直す(近代)―維新革命と立憲君主制;王権思想史(二)―憲法学者穂積八束の国家観;王権思想史(三)―穂積憲法学と美濃部憲法学;王権思想史(四)―憲法学者上杉慎吉の国家観)
  • 第3部 天皇制と憲法革命(天皇の歴史を語り直す(現代)―「日本国憲法」の誕生;王権思想史(五)―戦後の美濃部憲法学)

「BOOKデータベース」 より

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