名前のない鍋、きょうの鍋

著者

    • 白央, 篤司 ハクオウ, アツシ

書誌事項

名前のない鍋、きょうの鍋

白央篤司著

光文社, 2023.10

タイトル読み

ナマエ ノ ナイ ナベ キョウ ノ ナベ

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内容説明・目次

内容説明

自宅にお邪魔し同じ食卓で一緒に鍋をつつくと、湯気の向こうにその人が見えてくる―名もなき鍋が雄弁に語るのは、それぞれが営んできた日々の蓄積だ。大事な人の思い出が詰まった追憶の鍋もあれば、救済としての鍋もある。「鍋とはこういうものである」という枠組みをはずし、鍋を通して人と語る18編。

目次

  • 1 マイ鍋・マイスタイル―ひとつひとつ、日々の営みを積み上げて(海老も入るけれど「実は普段は…」な豆乳ごま味の鍋;現在就活中 辛みしっかりで作るスンドゥブ;きのこが欠かせない味噌煮込み鍋はふるさとの味;仕事を終えてからお手製の冷凍野菜でサッと作るひとり鍋;どこかで食べた「魚すき」を真似て作る“ほぼ俺流”の鍋)
  • 2 私や私たちを救う鍋―自炊とのきっぱりとしたつきあい方(手づくりの鶏団子入りがお決まりの寄せ鍋 シメは“ひもかわ”;漫画原稿の合間にチルドの餃子とミックス野菜で作る鍋;お酒だけで煮ていく 具材は4つだけの「うちでいちばん適当なお鍋」)
  • 3 家族のためにこしらえる鍋―そこに大切な人がいるから(“3点セット”で娘のために煮えた具をすり潰すいつものトマト鍋;山盛りほうれん草に桜の花まじる豚しゃぶ鍋;細切り野菜とごはん入り肉団子の食べやすいお鍋)
  • 4 鍋に想うあの人、あのとき―欠かせない具材に記憶が宿る(釜山の母に習った鯖とキムチの蒸し煮鍋;しっかり煮込んだ“プヨプヨ”食感のかぼちゃ入りうどんすき;欠かせないのは鱈と牡蛎 犬と猫に囲まれて食べるいつもの鍋;ゆきひら鍋で白菜、豆腐、鶏を煮る 師匠に教わった鍋)
  • 5 我に遊び、鍋に楽しむ―楽しみとしての食(薪ストーブのそばで食べるケジャン入りのキムチと野菜の鍋;鍋をしたいときは友人宅へ 材料を持ち込むのがいつものパターン;裏の畑からもぎたて ハンサムグリーンレタスがメインの野菜しゃぶしゃぶ鍋)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD04504169
  • ISBN
    • 9784334101015
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    189p 図版16p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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