日本と古代東北アジアの文化 : 地域社会における受容と変容

書誌事項

日本と古代東北アジアの文化 : 地域社会における受容と変容

川崎保著

雄山閣, 2023.10

普及版

タイトル読み

ニホン ト コダイ トウホク アジア ノ ブンカ : チイキ シャカイ ニオケル ジュヨウ ト ヘンヨウ

注記

引用・参考文献: p347-383

内容説明・目次

内容説明

日本列島の古墳時代から中世まで、遺構・遺物などの考古資料や文献史料の中に東北アジア地域(中国東北部・朝鮮半島・ロシア沿海州など)の文化の痕跡を探究し、その伝播経路、受容の実態と変容の過程を追う。

目次

  • 第1章 国家形成期―古墳時代(ハクチョウ形埴輪;埴輪にみる辮髪・送血涙・タカ;鷹形須恵器;シナノに来た東北アジアの狩猟文化;天皇陵をなぜミササギと呼ぶか;力士形埴輪と古代東北アジア角抵力士像との対比と考察)
  • 第2章 古代律令国家期―奈良・平安時代(長野市篠ノ井方田塔の考古学的研究;古代「善光寺」造営の背景;古代信濃の獣面文瓦について;「禾」墨書土器に関する小考;信濃のオンドル状遺構についての一考察;古代信濃の鉄鐸についての一考察;善光寺と諏訪信仰)
  • 第3章 連綿と続く交流―鎌倉時代以降(『吾妻鏡』異国船寺泊浦漂着記事の考古学的考察;北辺をこえた女真人;「渤海」文字資料からみた女真文字の起源に関する一考察―ヴォヴィン論文を中心として;遺跡からみた古代・中世の千曲川の水運)
  • 結 なぜ日本に古代東北アジアの文化がみられるのか

「BOOKデータベース」 より

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