“出入り"の地域史 : 求心・醸成・発信からみる三重
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書誌事項
“出入り"の地域史 : 求心・醸成・発信からみる三重
雄山閣, 2023.10
- タイトル別名
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“出入り"の地域史 : 求心・醸成・発信からみる三重 : 地方史研究協議会第72回(三重)大会成果論集
出入りの地域史 : 求心醸成発信からみる三重
- タイトル読み
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“デイリ"ノ チイキシ : キュウシン・ジョウセイ・ハッシン カラ ミル ミエ
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注記
執筆者「高松雅文」の「高」は「梯子高 (はしごだか) 」の置き換え
参考文献あり
収録内容
- 斎王をめぐる情報の出入り : 後朱雀朝斎王良子内親王の例を中心に / 松田茜 [執筆]
- 中世前期北伊勢を行き交うヒト・モノ・コト : 『作善日記』を素材として / 石神教親 [執筆]
- 伊勢信仰の地域的展開 : 峠の向こうに何がある / 西海賢二 [執筆]
- 古墳時代後期の横穴式石室からみた地域間交流 / 高松雅文 [執筆]
- 近世伊勢国における紙幣の存在形態と流通様相 : 山田羽書の発行構造と諸藩札の関係をめぐって / 千枝大志 [執筆]
- 民俗行事の受容と伝播 : 伊賀地域のカンジョウナワ行事をとおして / 福田良彦 [執筆]
- 東紀州沿岸地方の押しずし文化 : 食に映し出される人とモノの往来 / 山本志乃 [執筆]
- 中世後期における伊勢御師の様相 : 道者売券を中心に / 小林郁 [執筆]
- 近世後期の伊勢人 : 松浦武四郎による情報の収集と発信 / 山本命 [執筆]
- 三重県内の自治体史編さんと史料調査 : 一九八〇年代から四〇年間をながめて / 吉村利男 [執筆]
- 暴動史観と英雄史観 : 伊勢暴動から東海大一揆へ / 茂木陽一 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
三重は自然環境や地政学的位置により、求心力・醸成力・発信力に基づく特有の地域像を形成した。その地域像の大きな特徴である人・モノ・情報・文化の流れを、政治・経済・文化などさまざまな視点を通じて執筆者それぞれの研究テーマから研究し、新たな三重の歴史的地域像を探る。
目次
- 1 求心―人・モノ・情報を引き寄せる(斎王をめぐる情報の出入り―後朱雀朝斎王良子内親王の例を中心に;中世前期北伊勢を行き交うヒト・モノ・コト―『作善日記』を素材として;伊勢信仰の地域的展開―峠の向こうに何がある)
- 2 醸成―地域固有の文化への展開(古墳時代後期の横穴式石室からみた地域間交流;近世伊勢国における紙幣の存在形態と流通様相―山田羽書の発行構造と諸藩札の関係をめぐって;民俗行事の受容と伝播―伊賀地域のカンジョウナワ行事をとおして;東紀州沿岸地方の押しずし文化―食に映し出される人とモノの往来)
- 3 発信―三重から全国への波及(中世後期における伊勢御師の様相―道者売券を中心に;近世後期の伊勢人 松浦武四郎による情報の収集と発信;三重県内の自治体史編さんと史料調査―一九八〇年代から四〇年間をながめて;暴動史観と英雄史観―伊勢暴動から東海大一揆へ)
「BOOKデータベース」 より