書誌事項

報徳思想とその展開 : 近世から近現代へ

松野尾裕, 見城悌治, 落合功編著

不二出版, 2023.10

タイトル別名

Hotoku thought and its development : from late Edo to modern Japan

報徳思想とその展開 : --近世から近現代へ--

タイトル読み

ホウトク シソウ ト ソノ テンカイ : キンセイ カラ キンゲンダイ エ

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注記

執筆者: 早田旅人, 坂井飛鳥, 伴野文亮, 伊故海貴則, 足立洋一郎, 蔭木達也, 須田将司, 飯森富夫, 張永嬌

大日本報徳社の展開: p215

主要文献目録: p378-410

報徳社大合同 (1924年) における系統図: p411

報徳関連施設・史蹟一覧: p412-420

内容説明・目次

内容説明

尊徳以降の人びとは、「報徳思想」として彼の精神をどのように伝え、みずから実践してきたのか?報徳思想がめざした「経済と道徳の調和」とはどのようなものなのか?12名の意欲的な研究者が共同でつくり上げた報徳思想研究の「現在」を問い直す本書は、政治、経済・経営、教育、宗教、文学とさまざまな領域を横断し、幕末から戦後、そして現在に至るまでを包括的に捉えようと試みる。「金次郎像のいま・むかし」などのコラムや系統図、関連施設一覧を附し、報徳研究の最前線を示す画期的な一冊!

目次

  • 第1部 報徳思想とは何か(報徳思想の基本的性格;二宮尊徳の仕法と思想)
  • 第2部 報徳思想の誕生と展開(幕末から明治前期における報徳社の伝播と発展―小田原報徳社との関係を中心に;報徳運動と文芸―遠州地域における俳諧に着目して;岡田良一郎の地域秩序観と報徳社;道徳と経済の調和―一九一〇(明治四三)年前後の社会と報徳思想)
  • 第3部 報徳思想の多様な広がり(大正期の報徳社運動―教化事業と社会事業;一九二〇年代における「熱と愛と力」の報徳思想;社会運動のなかの報徳思想;教育政策・教育実践史にみる報徳思想)
  • 第4部 報徳思想のいま(報徳運動の現在;報徳研究の現状と課題―二一世紀に刊行された関連図書を中心に)

「BOOKデータベース」 より

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