祭儀と注釈 : 中世における古代神話

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祭儀と注釈 : 中世における古代神話

桜井好朗著

(法蔵館文庫, [さ3-1])

法藏館, 2023.11

タイトル読み

サイギ ト チュウシャク : チュウセイ ニオケル コダイ シンワ

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注記

吉川弘文館1993年刊の文庫化

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

神話がいかに平安期を通して注釈によって変容していったか?注釈が新たに中世神話を創出し、王権国家の起源を形成する歴史を読み解く。そして、それは中世独自の芸能世界の成立とも呼応する。1970年代、「未開」「原始」「古層」といった神話研究が当時の学問の主流を占めていた中で、それまで重視されてこなかった中世の注釈類=「中世神話」の研究地平を切り拓いた先駆者、桜井好朗による記念碑的一冊!

目次

  • はじめに―中世における古代
  • 1 王権―国家の神話と祭儀(天孫降臨と大嘗祭;大祓の基本的構造)
  • 2 儀礼国家の形成(儀礼国家の神話的位相(その一);儀礼国家の神話的位相(その二))
  • 3 注釈における中世の発現(即位潅頂と神器;『中臣祓訓解』の世界)
  • おわりに―王権伝承と芸能

「BOOKデータベース」 より

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