特攻隊員だった父の遺したもの
Author(s)
Bibliographic Information
特攻隊員だった父の遺したもの
高文研, 2023.11
- Title Transcription
-
トッコウ タイイン ダッタ チチ ノ ノコシタ モノ
Available at / 19 libraries
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Description and Table of Contents
Description
たくさんカネを持っている者が偉いんじゃない。心がきれいで、困っている人を助ける者が世の中で一番偉いんじゃ。生まれたばかりの我が子に繰り返した父の言葉は、「今だけ、金だけ、自分だけ」の荒廃した日本社会を今も照らしつづけている。
Table of Contents
- 第1部 特攻隊員だった父(予科練に志願した父;自活しながら大阪外語大学へ;就職と結婚―戦後一〇年ようやくつかんだ「心の平安」;反時代的な父の教育方針)
- 第2部 特攻隊員だった父の遺したもの(杉原千畝と歴史修正主義;リベラルと保守の間で宙づり―私の思想遍歴;ヨーロッパ人文主義の後衛として;知と行の一致;知識人の役割とは何か;パリからインドネシアへ;学問と信仰;今だけ、金だけ、自分だけ―新自由主義がもたらしたもの)
by "BOOK database"