ピアノより大きなピアニスト : 年金生活者マリーヤ・ユーディナの運命

書誌事項

ピアノより大きなピアニスト : 年金生活者マリーヤ・ユーディナの運命

武藤洋二 [著]

みすず書房, 2023.11

タイトル別名

ピアノより大きなピアニスト : 年金生活者マリーヤユーディナの運命

タイトル読み

ピアノ ヨリ オオキナ ピアニスト : ネンキン セイカツシャ マリーヤ ユーディナ ノ ウンメイ

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注記

人名索引: pi-iv

内容説明・目次

内容説明

マリーヤ#ユーディナ(1899‐1970)。スターリン本人を手紙で批判して銃殺されず、リヒテルなどが「太陽のように崇めた」ロシアの伝説的ピアニストである。庵に住んで「窓の月」を唯一の持物とした良寛。「丈夫ナカラダ」に憧れながら、農民のための肥料設計に命を削った宮沢賢治。ベートーヴェン、カザルス、チェーホフ、石牟礼道子、樹木希林など、私たちにもなじみのある“群像”とともにユーディナの生き方を描く。人の嘆き、悲しみ、おののきを自らのものとするピアニストの音色。ユーディナの演奏は内的な力が外へと放熱し、音楽そのものとなって彼方へと向かった。専門にとじこもらず、命を使う場がピアノより大きかった比類なきピアニストの光跡。

目次

  • 第1章 白いカラス
  • 第2章 犬にも暖かさを
  • 第3章 赤の他人の命
  • 第4章 「私はまず第一に人間である」
  • 第5章 生活と暮らし
  • 第6章 「皆濁り」
  • 第7章 「よく用いられた一生」
  • 第8章 自分と身分、あるいは交響曲第七番

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD04617143
  • ISBN
    • 9784622096399
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    208, ivp, 図版 [2] p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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