桃山文化期漆工の研究
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桃山文化期漆工の研究
雄山閣, 2023.8
普及版
- タイトル読み
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モモヤマ ブンカキ シッコウ ノ ケンキュウ
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内容説明・目次
内容説明
浮かび上がる桃山文化の漆工技術と時代背景―。御殿建造物部材、「南蛮漆器」、出土漆器、当世具足等の漆工品に対する高精細写真撮影、デジタル顕微鏡・蛍光X線分析装置・X線透過写真撮影による理化学的調査と関連文献史料調査をもとに、広範な世界の動きと密接に連動した漆工文化の実相を解明する。
目次
- 第1部 漆工文化の実態と材質・技法(日常生活什器としての出土漆器椀;各種什器に使用された蒔絵加飾の材質・技法;伏見城関連遺跡出土の金箔瓦;御殿建造物における外観部材の漆箔塗装;当世具足における一塗装技術)
- 第2部 輸入漆塗料の調達と使用(東南アジア交易に伴う輸入漆塗料;桃山文化並行期における東南アジア地域の漆文化;京都市中出土の漆工用具;出土漆器における輸入漆塗料の使用事例;南蛮様式の初期輸出漆器(いわゆる南蛮漆器)の材質・技法)
- 第3部 御殿建造物の蒔絵塗装(都久夫須麻神社本殿内の蒔絵塗装;醍醐寺三宝院白書院の蒔絵床框;大覚寺客殿(正寝殿)の蒔絵帳台構;豊国神社所蔵の蒔絵唐櫃;日光東照宮社殿内の梅・牡丹蒔絵扉)
- 結論(まとめと今後の課題;都久夫須麻神社本殿(国宝)蒔絵塗装:関連図版一覧)
「BOOKデータベース」 より