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北朝天皇 : 研究の最前線

遠藤珠紀, 水野智之編

山川出版社, 2023.11

タイトル別名

北朝天皇研究の最前線

タイトル読み

ホクチョウ テンノウ : ケンキュウ ノ サイゼンセン

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注記

監修: 日本史史料研究会

その他の執筆者: 家永遵嗣, 生駒哲郎, 石原比伊呂, 小川剛生, 田村航, 中井裕子, 久水俊和, 三島曉子, 森茂暁, 山口道弘

関連人物生没年比較年表: p[282]-[283]

主要参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

現在の天皇家へ続く皇統にもかかわらず、なぜ影が薄いのか?天皇を理解するうえで重要な一時代である南北朝期について、戦前における南朝方の評価、戦後の足利尊氏再評価による室町幕府研究の進展をへて、ようやく光があたった北朝天皇の政治的役割や存在意義を捉え直す!

目次

  • はじめに なぜいま、北朝天皇を取りあげる必要があるのか?
  • 序章 八代の「北朝天皇」、知られざる事績
  • 第1部 北朝天皇の系譜をたどる(両統迭立の契機 南北朝分裂の淵源はどこにあるのか?;北朝系天皇の登場―光厳・光明 北朝の訴訟制度を支えた「暦応雑訴法」 ほか)
  • 第2部 北朝を支えた足利将軍と廷臣(足利将軍1―尊氏・義詮・義満 北朝は、室町幕府の“傀儡政権”だったのか?;足利将軍2―義持・義教・義政 「南北朝合一」後、親密さを演出した天皇家と将軍家 ほか)
  • 第3部 北朝をめぐる論点と新視点(門跡寺院と法親王 南北朝対立とは異なる青蓮院門跡の“相承”の世界;天皇家と楽器 先帝供養の儀礼と奏楽―後光厳流天皇と“笙”;南北朝正閏論 なぜ後世になって王統問題が再燃するのか?)

「BOOKデータベース」 より

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