民主主義の人類史 : 何が独裁と民主を分けるのか?
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書誌事項
民主主義の人類史 : 何が独裁と民主を分けるのか?
みすず書房, 2023.11
- タイトル別名
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Democracy autocracy
The decline and rise of democracy : a global history from antiquity to today
民主主義の人類史 : 何が独裁と民主を分けるのか
- タイトル読み
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ミンシュ シュギ ノ ジンルイシ : ナニ ガ ドクサイ ト ミンシュ オ ワケル ノカ
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注記
原著 (Princeton University Press, 2020) の翻訳
参考文献: 巻末p51-96
内容説明・目次
内容説明
「わたしたちが今どこにいて、これからどこへ向かうのかを理解するためには、視界を広げてデモクラシーのディープ・ヒストリーdeep historyに目を向ける必要がある…わたしが疑問に思ったのは、なぜヨーロッパは中国や中東と比べて根本的に異なる政治軌道をたどってきたのか、ということだった…皮肉なことだが、ヨーロッパの後進性こそが、近代デモクラシーの起こる基盤となったのである…」ヒューロン族や中央アフリカなどの初期デモクラシー(民主)を、古代中国、メソポタミア、アステカのオートクラシー(専制)と比較することで、民主主義が生き残る条件を探究。さらには、なぜ初期デモクラシーがアングロ‐アメリカにおいて近代デモクラシーに変質したのかを明らかにする。壮大な人類学的スケールで民主主義の変貌を定量的に分析し、デモクラシーの未来をも描き出す。
目次
- 第1部 初期デモクラシー(「民衆による支配」の起源;初期デモクラシーは広範に存在した;弱い国家はデモクラシーを引き継いだ;テクノロジーがデモクラシーを蝕むとき)
- 第2部 分岐(ヨーロッパでの代議制の発達;官僚機構による代替としての中国;どのようにしてデモクラシーはイスラム世界から消えたのか;デモクラシーと長期的な経済発展;なぜイングランドは違っていたのか;アメリカのデモクラシー、そして奴隷制;近代デモクラシーの広がり;デモクラシーの実験は続く)
「BOOKデータベース」 より