奥州狼狩奉行始末
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奥州狼狩奉行始末
角川春樹事務所, 2023.11
- タイトル読み
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オウシュウ オオカミガリ ブギョウ シマツ
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注記
第15回角川春樹小説賞受賞作品「奥州狼狩奉行始末」を、大幅に加筆・訂正
内容説明・目次
内容説明
江戸時代、馬産が盛んな地域にとって、狼害は由々しき問題だった。そのため、奥州には狼を狩る役―狼狩奉行が存在した。その狼狩奉行に就くよう藩から申し渡された、岩泉亮介。父が三年前に非業の死を遂げ、家督を継いだ兄も病で臥せっている。家のため、命を受けた亮介だったが、今、狼の群れは「黒絞り」という見たこともない大きな頭目に率いられ、かつてないほどの狼害を引き起こしていた。だが「黒絞り」を追う内に、父の死の真相、藩の不正問題にまで繋がり…。
「BOOKデータベース」 より