なぜ古い本を網羅的に調べる必要があるのか : 漢籍デジタル化公開と中国古典小説研究の展開
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書誌事項
なぜ古い本を網羅的に調べる必要があるのか : 漢籍デジタル化公開と中国古典小説研究の展開
(U-PARL協働型アジア研究叢書)
文学通信, 2023.12
- タイトル読み
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ナゼ フルイ ホン オ モウラテキ ニ シラベル ヒツヨウ ガ アルノカ : カンセキ デジタルカ コウカイ ト チュウゴク コテン ショウセツ ケンキュウ ノ テンカイ
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注記
協働型アジア研究「東京大学所蔵水滸伝諸版本に関する研究」の研究成果
オンラインシンポジウム「漢籍デジタル化公開と中国古典小説研究の展開」 (2020年8月8日) を書籍化したもの
参考文献あり
収録内容
- 『水滸伝』版本研究から何がわかるのか : 白話文学における校勘の意義 / 小松謙著
- 中原理恵発表『水滸伝』百二十回本の所在調査と諸本の相違 / 上原究一著
- アジア研究図書館デジタルコンテンツ「水滸伝コレクション」の現状と展望 / 荒木達雄著
- デジタル化資料を用いた中国古典小説研究 / 中川諭著
- ディスカッション / 中島隆博, 一色大悟述
- 講演をめぐる討論会 / 小松謙, 井上浩一, 上原究一 [ほか] 述
内容説明・目次
内容説明
語学、文学、歴史学、社会学、各方面に広く及ぶ本を調べ尽くす意味とは。そこに資料のデジタル化はいかに貢献できるのか。『水滸伝』をテーマに、第一線の中国古典小説研究者と探る。
目次
- 第1部 『水滸伝』版本研究から何がわかるのか(『水滸伝』版本研究から何がわかるのか―白話文学における校勘の意義;“上原究一からのコメント”中原理恵発表『水滸伝』百二十回本の所在調査と諸本の相違;アジア研究図書館デジタルコンテンツ「水滸伝コレクション」の現状と展望;デジタル化資料を用いた中国古典小説研究)
- 第2部 ディスカッション(コメント1中島隆博;コメント2一色大悟;データベースの構築と維持に関するマンパワーと資金/周さんのプログラム ほか)
- 第3部 講演をめぐる討論会(水滸伝の「近代性」とは;水滸伝の特徴とその影響;百二十回本諸本の調査)
- 付録 主なデジタル化公開済みの清代までの『水滸伝』諸本
「BOOKデータベース」 より