倭国の政治体制と対外関係
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倭国の政治体制と対外関係
吉川弘文館, 2023.12
- タイトル読み
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ワコク ノ セイジ タイセイ ト タイガイ カンケイ
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注記
索引: 巻末1-5p
内容説明・目次
内容説明
乙巳の変の中心人物とされる中大兄皇子と中臣鎌足。その後、律令国家を形成していく倭王権の中で彼らはいかなる動向を見せ、そこには何が読み取れるのか。記紀や荷札木簡、刀剣銘などの史料を網羅的に整理し、諸制度の運用状況や地方支配の実態を分析。さらに東アジア諸国の動乱と対外関係に迫り、倭国の政治史・外交史研究の到達点を提示する。
目次
- 第1部 政治と制度(中臣鎌足と乙巳の変以降の政権構成;中大兄の軌跡;天武十四年冠位制の皇親冠位の理解をめぐって;民官と部民制―石神遺跡出土の木簡に接して;七世紀の荷札木簡と税制)
- 第2部 地方支配の実態と対外関係(五世紀の銘文刀剣と倭王権の支配体制;「任那」の用法と「任那日本府」(「在安羅諸倭臣等」)の実態;国造制と屯倉制;吉備白猪・児島屯倉と屯倉制;国宰、国司制の成立をめぐる問題―徳島県観音寺遺跡出土木簡に接して)
「BOOKデータベース」 より