父、高祖保の声を探して
著者
書誌事項
父、高祖保の声を探して
思潮社, 2023.8
- タイトル別名
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父高祖保の声を探して
- タイトル読み
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チチ、コウソ タモツ ノ コエ オ サガシテ
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注記
年譜: p190-194
内容説明・目次
内容説明
堀口大學に『雪』の詩人と評され、ビルマに戦没した高祖保。その抒情詩の世界を元新聞記者の85歳の息子が精緻に辿る。出征直前の詩「征旅」に響く声とは―肉親ならではの渾身の評伝。
目次
- 第1章 詩人、高祖保の肖像(幼年時代の苦悩;ゆるぎない人間関係;編集者魂;詩の限界はどこまで広がるか)
- 第2章 父の声(第一詩集『希臘十字』―モダニズムにとりつかれて;第二詩集『禽のゐる五分間写生』―詩に俳味をとりこむ;第三詩集『雪』―「礼儀正しさ」;第四詩集『夜のひきあけ』―戦火のもと誕生した生命;追悼全詩集『高祖保詩集』収録の未刊詩集『独楽』―父の詩の新展開;『独楽』の巻頭に突如、現れた詩「征旅」について;辞世の詩 達観の八行、強烈なリズム)
「BOOKデータベース」 より