眠れないほどおもしろい紫式部日記
著者
書誌事項
眠れないほどおもしろい紫式部日記
(王様文庫, 3067,
三笠書房, [2023.12]
- タイトル読み
-
ネムレナイ ホド オモシロイ ムラサキシキブ ニッキ
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注記
発行日、叢書番号はブックジャケットによる
「紫式部日記」の関係略年表: p252-253
参考文献: p254
内容説明・目次
内容説明
今をときめく『源氏物語』の作者として藤原道長にスカウトされた紫式部。引っ込み思案で内気な彼女を待っていた後宮での宮仕えの日々とは…?
目次
- 1章 中宮彰子、若宮をめでたくご出産!の巻…今をときめく『源氏物語』の作者として後宮にスカウト!(女房デビュー!仕えたお方は藤原道長の娘・中宮彰子;「女郎花で一首」―道長からの課題に紫式部は…?;超美人の同僚・宰相の君の寝顔に「ズキューン」;「物の怪の祟り」で超難産!道長の政敵の怨念か?;祝・若宮誕生!「この若宮はいずれ帝になるお方よ!!」)
- 2章 宮仕えはつらいよ!の巻…「厭世観の無限ループ」からの脱出なるか?(一条天皇のお出まし―記録係の義務感でひたすら「よいしょ!」;「超一流の学識人」実資と「当代一の権力者」道長;彰子、代理へ戻る!帝へのお土産は『源氏物語』の豪華本;初出仕で総スカン!唯一暖かく接してくれた大親友;新嘗祭の「五節の舞姫」を上から目線で辛口採点!)
- 3章 女房批評、させていただきますの巻…「ありあまる文才」と「走りすぎる筆」(同僚への忖度は処世術。でも「チクリとひと言」も?;和泉式部―奔放すぎるゴシップクイーン;赤染衛門―万事控えめで風情ある人;清少納言―知ったかぶりの恥知らず女;「私って、我ながら面倒な女…」自己分析もしちゃいます)
- 4章 『紫式部日記』が書かれた時代って?の巻…「藤原氏の歴史」をたどると、さらに面白くなる!(藤原北家の「熾烈な勢力争い」が『紫式部日記』を生んだ?;道長の父・兼家はかくして権力を手中に収めた ほか)
- 5章 紫式部と藤原道長―本当はどんな関係だった?の巻…「満月のようにパーフェクト!」な男と四納言たち(未曾有の一家立三后!「わが世とぞ思ふ」のも当然!?;真夜中、道長の突然の来訪―これって今ならパワハラ&セクハラ!? ほか)
「BOOKデータベース」 より