韓国の国防政策 : 「強軍化」を支える防衛産業と国防外交

書誌事項

韓国の国防政策 : 「強軍化」を支える防衛産業と国防外交

伊藤弘太郎著

勁草書房, 2023.11

タイトル別名

韓国の国防政策 : 強軍化を支える防衛産業と国防外交

タイトル読み

カンコク ノ コクボウ セイサク : キョウグンカ オ ササエル ボウエイ サンギョウ ト コクボウ ガイコウ

大学図書館所蔵 件 / 59

この図書・雑誌をさがす

注記

博士論文 (中央大学, 2022年) を大幅に加筆・修正したもの

参考文献: p173-180

索引: p181-183

内容説明・目次

内容説明

韓国の国防費は2021年には事実上世界第9位となり、すでに日本の防衛費を上回っている。また、韓国の防衛装備品の輸出額は2006年には2.53億ドルだったが、それから10年も経たない2013年には約15倍の30億ドル台に達し、2022年には約170億ドルを記録した。日本が防衛装備品の海外移転に強い制限をかけ、自国の防衛産業を衰退させていたとき、韓国の防衛産業はここまで成長していたのだ。かつて朝鮮戦争で国土が荒廃し、アメリカ製小銃を分解し組み立てることから始まった韓国の防衛産業は、いかにしてここまで躍進したのか。そしてそれを下支えした国防外交とはどのようなものなのか。これまでの歴史や仕組みを解明し、その要因を探る。

目次

  • 第1章 「強軍化」を目指す韓国の国防政策
  • 第2章 冷戦終焉期の変化と韓国
  • 第3章 国防政策における防衛産業と国防外交
  • 第4章 韓国防衛産業発展の歴史
  • 第5章 国防外交の変遷とその発展
  • 第6章 防衛装備品輸出はいかに拡大したか
  • 終章 韓国防衛産業を躍進させた国防外交

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ